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茶道具、古美術コレクション【齋藤美術館】
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齋藤美術館の概要
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齋藤美術館は水と踊りの町郡上八幡の中心にあります。
齋藤家が江戸時代より270余年にわたり茶人として代々蒐集愛用してきました書画・茶道具を中心とした美術工芸品を、一般の愛好者・数寄者のための展覧に供すると共に、茶道研究の一助とし地域文化向上に寄与することを目的として、1987年(昭和62年)に開設いたしました。

収蔵品は江戸初期以来の大徳寺住持の墨蹟をはじめ、陶磁器・銅器・漆器等の茶道具を中心としたものであり、これらを随時展覧取替えを行うと共に、更に愛好家の皆さまのために常設展示室・特別展示室・蔵展示室・茶室・水琴窟等を設置し茶の湯を通じてより多くの方々の楽しい集いの場として活用していただきますよう念願致しております。
大徳寺156世江月宗玩墨蹟「夢」
◆美術館に懸ける思い
齋藤家は、享保三年の初代から遠藤家、青山家等代々の郡上藩主と親交がありました。
歴代の当主はお茶をたしなみ、茶道具類を京都の商人から仕入れていた様子で、その記録も残されております。 それらの茶道具、茶碗や菓子器、香合、茶入や棗などをはじめ、屏風や掛軸などを合わせ1300余点が家宝として受け継がれてまいりました。
これらの秘蔵の品は大切に保存し、人に見せないのが古い家のしきたりでした。一般公開を決断すには相当勇気のいることでした。しかしながら、どんなに立派で価値あるものでも、蔵の中に眠らせておいては何の意味もないと思いました。秘蔵は死蔵につながります。
秘蔵して守るよりも、多くの人々にその素晴らしさに触れていただく方を選びました。 そのきっかけとなったのは、町古美術クラブ(1984年当時)の“実物学習”に蔵を開放したことでした。それから思案すること三年の歳月を要して、開館に至りました。

当時、開館に当たり国立歴史博物館の鑑定員による鑑定をいただきましした。これらの品々が個人宅で270余年間に渡り散逸せず、今日まで残っていたこと自体が奇跡と言われましたが、実際に愛用してきたことがその理由に挙げられると思います。盂蘭盆会に出す代々の肖像画も、茶人の姿で描かれております。
私は先祖のように茶はたしなまない当主ではございますが、古い物には二度と作ることができない歴史の重み、裏付けがあります。これを後世に伝えるのが、今を生きている私どもの任務であり、責任だと思っております。
郡上八幡は、郡上踊りで全国に知られる観光地ではありますが、今後も観光の町として発展させるには更なる観光資源の創造が必要です。私どもの美術館がそれにどれだけ貢献できるかは分かりませんが、他の美術館とも交流し、多くの観光客の皆さまや美術ファンの方々に満足していただける美術館を目指して努力してまいります。 ひとりでも多くの方にご来館いただき、ご意見やご感想をいただければ幸いに存じます。

館長 11代当主 齋藤仁司
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齋藤美術館 〒501-4226岐阜県郡上市八幡町新町927 TEL/0575-65-3539 FAX/0575-65-6727
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